発売中の『小説 野性時代』8月号(vol.105)に待望の〈古典部〉シリーズの最新読切短編が掲載されています!
題して『鏡には映らない』。

奉太郎、里志、摩耶花が中学三年の時に行った卒業制作。その代では大きな鏡の飾り枠に彫刻を施すことになり、枠はいくつかのパーツに分割され、班ごとに作業が割り振られた。各班がそれぞれの技量で担当部分を仕上げるなか、奉太郎が提出したのはまさしく折木らしい「手抜き」の彫刻だった。そのせいで卒業生全員の恨みを買うことになったのだが――。
はたして奉太郎は本当に「手抜き」をする人間だったろうか?
摩耶花がその真相に迫るべく、過去を紐解いていく!


【小説 野性時代 公式WEB】
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